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【特集】中食市場へ参入

「中食」という言葉をご存知でしょうか?テイクアウトと言えば分かりやすいかと思います。店内で食事を提供する傍ら、持ち帰り用を販売すれば売上がぐっと上がるかも?と参入を考える飲食店経営者は多いですが、きちんと分析をしないと共倒れになる可能性も!

中食を始めるなら、もう一度顧客と地域の分析を

「外食」は、レストラン等に出掛けてその場で食事をすること。それに対して「内食」は家で料理したものを食べることを指します。外食と内食の中間、外で購入したお惣菜やお弁当を家で食べることをテイクアウト、日本語では「中食」と言います。

主な中食は以下の3つ。

  • スーパー、コンビニ、お弁当屋、デパ地下などで売られているお惣菜やお弁当
  • 宅配ピザ、中華、寿司などのデリバリー
  • 特定の場所で調理をしてもらうケータリング

まだハッキリとは決まっていませんが、もし消費税が10%になり軽減税率が適用された場合、中食は適用対象となり8%のままで購入できる、とされています(増税が延期になったので、今後どう変わるかは分かりませんが…)。もし、将来中食が軽減税率の対象になる場合、外食の予定を中食に切り替える人はかなり増えると予想できますね。

また、1人暮らしの独身世代が以前より増えていることもあり、外食産業にとって中食は新たな活路ともいえるでしょう。

ですが、気軽に参入できるものではないんです!

「今までお店で売っていた売れ筋商品をテイクアウトできるようにすれば儲かるんでしょ?」

…それではうまくいかない可能性が高いんですよ。外食で食べたいものと、中食で食べたいものには大きな差があるんです。また、中食を買いに来てくれる顧客層はどこなのか、をきちんと考えないと失敗します。例えばビジネスマンが多い街で夕食のおかずになりそうなお惣菜はあまり売れませんよね。

そもそもお店に買いに来てくれるターゲット層はいるのか、どんなタイプの中食が求められているのか。飲食業を始めたときに立ち返って、まずは顧客分析から進めていきましょう。お店に来てくれるお客様とは違った属性のお客様像が見えてくるはずです。
そのターゲットに売れる商品は何なのか、と考えていくと、お店で出しているものとは全く別物になる可能性があります。そのため、わざわざ中食用に別メニューを開発しなくてはならないケースも出てきます。それぐらい、外食と中食は別物なんですよ。

外食でも中食でも儲かるようなお店を作るのは非常に難しいですが、きちんと違いを理解し顧客分析をすれば実現できるでしょう。もし既に中食を始めているのなら、POSレジを導入することで外食・中食それぞれの売上傾向が事細かに分析できるようになります。マーケティングに時間と手間をかけられない、多忙な飲食店オーナーの頭脳の代わりをしてくれますよ!運用費等との兼ね合いがありますが、経営を円滑にする便利なシステムはあって損することはありませんのでどんどん利用していきましょう。

テイクアウトがこれから伸びていく?

平成29年4月1日より導入される軽減税率(消費税増税が先延ばしになり、軽減税率についても変更がある可能性があります。)。

この軽減税率が、中食業界に大きな追い風となっています。

いわゆる外食産業は、消費税10%なのに対して、テイクアウトサービスなどの中食は軽減税率が適用され、消費税8%での販売となります。

たかが2%とはいえ、消費者が外食を控え、中食に移行する可能性は極めて高いと言えます。

なんで2%の違いが出るの?

軽減税率が適用されるのは、種類と外食を除く食料品となります。

中食は、加工食品という扱いになり、軽減税率が適用されることになるのです。

こうなると、さまざまな問題も出てくるので、これから線引きがどのように変わっていくのかも注目したいところです。

外食・中食両方の店舗はどうなるの?

店内かテイクアウトかを選べるお店の場合、軽減税率の適用はどうなるのでしょうか。

現状の法律をママ適用するのであれば、店内での食事は消費税10%、持ち帰りの場合は8%ということになります。

同じものを買うのに、店内か店外かで金額が変わる。これは、飲食店にとっても大きな問題となります。

レジの対応をお早めに

消費税が2パターンというのは、普通のレジは対応していません。

ですが、軽減税率発表以降の新機種に関しては、軽減税率対応を謳っている機種がたくさんあります。

これから中食へ参入しようとしている方、現在、外食・中食両方の展開をしている方も来る日に向けてレジの新調は絶対に必要となることは覚えておきましょう。

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