中華料理店

中華料理店は元々美味しさで競っていた傾向が強いため、今でもまだ味のみで勝負している店主も多いのが特徴。売上を上げるためには「現代の集客ルール」を覚え、売上や顧客の分析を始めましょう。また、お店の立地に応じて業態変更した方が良い場合もあります。

中華料理店店主からの相談内容とは…

昔は沢山来ていたお客様が減ってきた

ずっと同じように営業し、味を変えずにお店を守り続けているのにお客様は減る一方だ…という話をよく聞きます。「味を変えない」のは結構ですが、「同じように営業」というところがそもそもの間違い。

現代は誰もがスマホやパソコンで美味しいお店の情報を得られる時代ですから、いち早くネット集客に目をつけて良い口コミを稼いでいるお店は必然的にお客様が増えます。逆にいつまでも昔ながらのやり方にしがみついているお店はどんどんお客様を奪い取られているのです。

いきなりは難しいかもしれませんが、昔からやって来た方法を一度捨て去りましょう!そして現代流の新しい集客・経営方針を取り入れていくのです。

本やネットで情報を仕入れて学ぶのも良いですが、ここは既に成功している人や飲食店経営のプロの助けを借りましょう。中華料理店向けの経営セミナー等に参加し、現代流の経営ノウハウを学ぶのです。昔とは様変わりした集客・経営にきっと驚くと思います。

ずっと悩みながら経営を続けていても何時までたってもお客様は増えていきません。まずは、自分が変わる努力をするところから始めましょう。

セミナーに出て経営を学ぶ

メニューでの差別化が図れない

中華料理は本来は北京、上海、四川、広東で出されているものが違いますが、日本国内では各地域ごとに料理を区切る店は少なく、ほとんどのお店が様々な地域の料理を提供しています。

そして飲茶、麻婆豆腐、エビチリ、餃子など定番人気商品が強すぎるため、お店オリジナルメニューで他店との差別化を図るのが難しくなっています。

ではどこで差別化して売上を伸ばすのか…答えは、「業態」です。

現状は多くの店で1,000円近辺の大皿料理が中心となっていますが、そこを敢えて「アルコールがメイン+低価格の小皿」に切り替えて成功した事例があります。

また、食べ放題やセットメニューに切り替えオープンキッチンにして調理を見ながら楽しめるようにしたお店、飲茶セットやデザートなど軽めのメニューばかりに変えてランチ・ディナーの間の時間も集客を狙ったお店なども成功しています。

どんな業態に変更するか、は安易に決めてはいけません。まずは顧客層を調査し、どんなスタイルが受け入れられるのか、根拠に基づいた分析結果を元に改革を進めるのが最善策です。

ターゲットと商品と競合を知る

従業員がなかなか育たない

中国の広い地域を網羅した料理を提供しているお店の場合、メニューの数が膨大に膨れ上がっていることもしばしば。既に家庭に浸透している料理名なら名前を見ただけでもパッとイメージが沸きますが、あまり馴染みの無い料理はお客様に「どんな料理?」と聞かれる事も多いでしょう。

ベテランスタッフならばパッと料理のイメージが浮かんで説明できますが、新人スタッフではどうでしょう。

大量のメニューを一度に覚えきれず、振り仮名がないとメニュー名も読めず、料理の説明なんて求められた日には「少々お待ちください…」を連発するしか術がありません。

そんなスタッフを初日から動ける人材にしてしまうのが、POSシステムなんです。

例えば、メニュー名が読めなくても漢字から検索する。簡単な料理の説明を事前にデータ入力しておき、手元で確認できるようにしておく。大量のメニューをすべて覚えなくてもホールスタッフとして活躍する事ができます。

店主は長いこと中華料理を生業にしていますから、スタッフが料理名を知らない…なんて想定外に思えるかもしれません。しかし、ここが日本である以上、中華料理はアウェーの料理。

どんなスタッフにもゼロから教える&知識が無くても働けるシステムを用意しておく準備をしておくことで、ホールスタッフが良い仕事をするようになりますよ。

POSを導入して顧客管理を徹底する ※顧客管理がメインの記事ですが、POSの機能についても詳しく書かれています

POSレジを導入してお店がうまく回るようになった!

  • 商品は1つでも辛さや麺の硬さなど選ぶ項目が多くて従業員が混乱していましたが、POSを導入してから1つの注文に紐付けることができ、混乱がなくなりました。ホールスタッフの確認忘れなども無くなり、業務効率がかなり上がっています。
  • これまではPOS専用機を使っていましたが、大量のメニューを覚えなければいけないことに代わりは無く、部品交換や修理なども対応してもらえず…。タブレット型POSに入れ替えたところ、操作が簡単になったので従業員の教育時間と負担をぐんと減らすことができました。以前は顧客データなどほとんど見ませんでしたが、今のPOSは見やすくどこでも確認できるので、サッと眺めては複数店舗に指示を飛ばしています。
売上が右肩上がりに飲食店向けPOSレジ特集
売上が右肩上がりに飲食店別POSレジ特集